山口クリニック ニキビ外来 [皮膚科]

〒170-6007 東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60 7F
各線 池袋駅より徒歩8分 TEL:03-3988-0100


大人のニキビ治療

当クリニックのニキビ治療は、欧米の治療ガイドラインに沿って行っています。

日本のニキビ治療の現状

日本で行われている保険治療は、硫黄ローション、抗生物質、ビタミン剤、漢方薬が、今だに大半を占めています。これらの治療は、欧米では、ほとんど行われていないものです。また、2008年にようやく日本で認可された外用薬「ディフェリン」は、欧米では20年前から使用されており、日本のニキビ治療は、他の先進国と比較し、20年以上遅れていると言わざるを得ません。

当院で処方する薬剤には、日本未認可の薬剤が多く使われますが、欧米の皮膚科、内科、婦人科領域では20年〜30年以上前から使用されています。ほとんどが、欧米諸国では認可されているお薬です。


ニキビを外側からではなく、内側から治す

今の日本でのニキビ治療は、今だに体の外から治す治療が主流です。ニキビが出来れば、その部分に塗り薬を塗ったり、抗生物質で細菌を殺したり、ピーリングをしたり、レーザーや光線をあてる治療が行われています。それらの治療は、すでにあるニキビに対しては有効ですが、ニキビの再発や新しくできるニキビ(新生ニキビ)に対しては有効ではありません。

体質から変える治療が必要となってきますが、その一つとして昔から行われていたのが漢方薬による治療です。しかし、有効率は今ひとつです。欧米では、抗生物質や漢方による治療は、年々減少し、ホルモン治療や、イソトレチノイン治療を選択する医師が多くなっています。その理由として、抗生物質と比較して再発率が低いことと、有効率が非常に高いことが挙げられます。

当院の治療で、医師に指示のもとに正しく治療を行った場合、97%以上の患者さんで高い効果を得ることができます。残念ながら、100%の患者で効果が得られるわけではありません。また、ニキビは非常にしつこい疾患で、一度治っても、再発率30%から50%と、一定の割合の患者様に再発を認めます。ですが、抗生物質の再発率が90%を超えることを考えると、当院で行われている治療の有効性は非常に高いと考えられます。

ニキビは外側から治療していくことももちろん大切ですが、もっとも重要なのは内側より治療していくことです。当院は、皮膚科だけでは治療し得なかったニキビを、内科的な知見ををあわせて治療することを目指しています。


ニキビと栄養の関係

ニキビをはじめとした皮膚のトラブルは、その多くが栄養バランスの乱れと関係していることが分かっています。
当クリニックでは直接的・外面的にニキビの治療を行うだけでなく、「オーソモレキュラー」という考え方を取り入れ、対処療法でなく、根本的な体質改善によるニキビの治療を行います。栄養学の見地にもとずいたアドバイスを行い、その人に適したサプリメントを用いて、内面的・根本的な体質改善を目指しています。

皮膚の再生には、多くの栄養素が必要です

・皮膚の再生には、多くの栄養素が必要です・

健康なお肌のために必要な栄養素

・健康なお肌のために必要な栄養素・


保険治療の限界

上記のように、日本での保険治療でできることは限られています。当院へ受診される患者様のほとんどが、近所の皮膚科で保険治療を受けたが、改善しないという患者様です。このような状況ですので、当院では、未認可の医薬品を使用しなければならず、当院でのニキビ治療に関しては、全例保険外の自由診療となります。つまり健康保険が使えず、医療費は全額患者負担となります。

また、日本では混合診療(自由診療と保険診療の混合)も認められていないため、ニキビ治療に関しては、診察、検査、薬剤処方等すべてが、自由診療となりますのでご了承ください。 治療費に関しましては、よくある質問の「料金についての質問」をご参照ください。


当院で処方している外用薬

酒糀化粧水(さけこうじけしょうすい) New!
酒造りをする杜氏(とうじ)の手が、白く美しいことに着目して、日本酒の力を最大限引き出した保湿用の化粧水を作りました。

乳酸菌酸性化粧水
乳酸菌の力で、肌を弱酸性にし、善玉菌を増やして、肌の環境を整える保湿用の化粧水です。

APPS(2%ローション)
新型ビタミンC誘導体 2%配合の化粧水です。

ルミキシル
ハイドロキノンの17倍の美白力をもつ、最も強力な美白剤です。