酒糀化粧水（さけこうじ けしょうすい）について

杜氏の手の美しさから生まれた化粧水

日本酒を醸造する職人「杜氏（とうじ）」の手が白く美しいことは、古く江戸時代から知られ、文献には「お酒を肌に塗り、化粧水代わりとしていた」と記されています。 これにより、日本酒の美肌効果が知られるようになります。

当クリニックではこのお酒、米麹（米糀＝こめこうじ）の美肌力に着目して、お酒本来の力を損なわないように化粧水を作りました。

もちろん「合成界面活性剤」「合成ポリマー」「防腐剤」「抗菌剤」完全無添加の、極めて自然な化粧水です。

酒糀化粧水の効果・作用

美白効果

日本酒に含まれる「遊離リノール酸」、「アルブチン」は、肌を黒くするメラニン色素を生成する酵素「チロシナーゼ」の活性を抑え、メラニン色素を出来にくくします。

抗酸化作用

日本酒に含まれるポリフェノールの一種である「フェルラ酸」には、強力な抗酸化作用があり、シワやたるみ、毛穴の開きなどを抑え、肌のくすみを改善する効果があります。

保湿作用

日本酒に含まれるαGG（アルファ・グリコシル・グリセロール）は、肌に対してヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進し、肌の保湿性や弾力性の維持に重要な役割を果たします。また、日本酒に豊富に含まれるアミノ酸は、肌の保湿因子として働きます。山口クリニックの酒糀（さけこうじ）化粧水は、特に保湿因子のアミノ酸に着目して、最もアミノ酸が豊富に含まれる米、米こうじから出来た純米酒を使用しています。

角質軟化作用

日本酒（純米酒）に含まれるリンゴ酸、乳酸、クエン酸、コウジ酸などは、古い角質を除去し、肌を柔らかく保ちます。また、それらの酸は、くすみやシミを出来にくくする美白作用も期待出来ます。

その他

その他にも、日本酒には、肌の血流改善効果、毛穴引きしめ効果など、肌を健やかに保つ作用があります。

当クリニックの酒糀（さけこうじ）化粧水は、特にアミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているものを使用し、保湿作用をアップさせ、肌のペーハーに合わせて、酸性にしております。防腐剤（パラベン、フェノキシエタノールなど）は一切使用しておりません。

酒糀化粧水の使用方法

軽く振ってから、手に適量をとり、顔全体、首、体に塗ってください。
頭皮、髪にも使用できます。

酒糀化粧水の保存方法、使用期限

防腐剤を使用しておりませんので、処方日から常温で2週間、冷蔵保存で1ヶ月が使用期限となります。
高温、多湿、直射日光に当たる場所へは置かないようにしてください。

その他の注意事項

1). アルコールが入っておりますので、アルコールに敏感な方やアレルギーの方、
　　お酒に弱い方（飲むと顔が赤くなる方）は使用しないで下さい。
　　アルコールに弱い方は、「乳酸菌化粧水」をお勧めします。
2). 必ずパッチテストを行なってください。
　　パッチテストは、ティッシュや脱脂綿などにローションを浸し、それを前腕の内側にテープ等で貼り、
　　10分後に赤くなっていなければ問題ありません。
3). 目や口に入った場合、うがいや流水で洗い流してください。
4). ルミキシル、APPSをお使いの方は、酒糀ローションの前にルミキシル、APPSをお使いください。
5). ローションは受付でも処方可能です。診療時間内であればいつでも取りに来ていただいて構いません。

価格

多くの方に使用していただきたく、できるだけ安価に価格を設定しておりますので、ぜひ一度お試しください。

酒糀（さけこうじ）化粧水　1本　約100ml　800円

※院内処方のみとなります。ご希望の方は、医師、または受付にご相談ください。
※アルコールに敏感な方は、「乳酸菌化粧水」をおすすめします。